FIRE戦略について考えて見た(年収400万サラリーマン)

こんにちは、Яeiです。

今回は普通のサラリーマンである私がFIRE戦略について、考察してみましたのでシェアさせて頂きます。

今回の考察ではあくまでも一般クラス(平均年収)のサラリーマンである私の考察となります。

以下共通点がある方は特に参考になると思いますので是非見て行って下さい。

・年収は400万前後。子ども1人の3人世帯(子は1歳)。

・子どもが3歳になったら共働きを想定。

・目指せFIRE

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なぜFIREなのか

最近ではメディアなどから取り上げられたこともあり、日本でもFIREムーブメントが起きております。

恐らく以下の「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」が火付け役となったのではないでしょうか。

 

「FIREとは何か?」については以下の記事で以前に取り上げているのでご参照下さい。

【投資】FIREとは何か(普通の会社員でもFIRE可能です)

超端的に説明しますと、だいたい以下のような感じです。

・年間支出の25倍貯める

・仕事を辞める

・わーいわーい(^_^)/

例えば、毎月20万円あれば生活できるという人の場合、年間支出は240万円(単純計算)になります。

つまり25倍となると6千万円あれば「仕事をやめてわーいわーい!」が可能であるという理論なのです。

ただし、この理論はアメリカ経済を想定しており、日本においては約33倍で計算した方が安全という意見もあるようです。

私はチキンな性格上、こちらの33倍程度で算出しており、すると約8千万円必要となります。

一見して不可能に思える額ですが、優良な投資信託に投資することで我が世帯では45歳でFIRE可能となります。

(こちらの話も先程の記事をご参照下さい)

ところで、なぜ私はFIREを目指しているのか?

それは、自分のやりたいことをやりたいからです。

例えば、本当であれば気兼ねなく一日中我が子と戯れていたいですが、もちろんそうはいきません。

仕事で平日一日中拘束されると、恐らく今後の人生でもこうした自分の気の向くままにしたい機会を何度となく見逃すことになるのだと思います。

そのため、FIREしてこうした機会を見逃さないようにしたい、という思いからFIREを目指しているのです。

我が家のFIRE戦略の候補生

FIREを目指すのはとてもシンプルです。

以下の3点を意識することで基本的に定年までにはFIREできると思います(年齢と入金力によって必ずとは言えませんが)。

・毎月積み立て

・年間支出を抑える

・余力があれば副業などで入金力を上げる

基本的にFIREを目指す上で意識することはこれくらいなのですが、FIREを目指す上で難しいのがどのタイミングでFIREするかという話だと思います。

例えば、私の場合は45歳でFIRE可能となりますが、しかし45歳時にはちょうど子供が大学入学するタイミングとなります。

私立大学(大学院まで)で計算すると約600万円かかります。

すると「あれ?8,600万円必要?」となって、どんどん不安になってきます。

また、今後増税が目に見えておりますので、より一層「8,000万では足りない!9,000万必要だ!」といったようにどんどん必要額が上がっていくことでしょう。

つまり、、出口が見えない!状態なのです。

そこで、普通のサラリーマンである私の出口戦略をお伝えしたいと思います。

パターン1:年間支出の33倍貯めてFIRE

パターン2:年間支出の25倍貯めてFIRE

パターン3:年間支出の25倍貯めてサイドFIRE

パターン1:年間支出の33倍貯めてFIRE

まずは王道の年間支出25倍の日本版で33倍貯めるというもの。

出口戦略としては、毎年一回4%切り崩すけれども、実際は税金など取られるので3%が使えるお金として計算する方法。

例えば、8,000万円貯められたとすると、毎年一回4%分の320万円を切り崩します。

しかし、実際に使って良いのは3%分の240万円で残りの80万円は税金として確定申告用に残しておくという計算。

もちろん、今後の増税やもしもの時の話もあるかもしれませんが、そもそも年金の計算を入れていなかったり生活レベルは歳と共に落ちていくなど、計算上あらがあります。

そのため、年間支出の33倍が用意できれば、FIREは可能でしょう(先の話は誰にも分かりませんが)。

この方法はFIREムーブメントの王道だと思いますが、目標資産を貯めるまで時間がかかるのがネックですね。

45歳でFIREできるとはいえ、もっと早くFIREしたい!と思うのは自然だと思います。

パターン2:年間支出の25倍貯めてFIRE

王道のFIREは「資産が減らない」という点が衝撃的かもしれません。

もちろん、いきなり生活レベルを上げて豪遊したりすると資産は減るのですが、FIREは目標資産に到達したら後はルール通りに切り崩しを行うことで資産が減らないのです。

一方「年間支出の25倍貯める」という方法の場合、資産が減ります。

だいたい、人生90年くらいで計算するとちょうど使い切って一生を終える計算となります。

※ 計算はざっくりですが、以下サイトにて算出しております。


参考
資産運用かんたんシミュレーションアセットマネジメントOne

つまり、年間支出の33倍も貯めなくても一生を生きるくらいであれば25倍でも何とかなるようです。

もちろん、こちらの計算でも年金や生活レベルが落ちていくことは考慮していないので、税率が上がってもまぁ何とかなりそうといった感じです。

先の手法との決定的な違いは以下のような感じです。

・資産が減る(不安)

・目標金額達成期間は5年縮まる(40歳)

パターン3:年間支出の25倍貯めてサイドFIRE

先に見た通り、年間支出の25倍を貯めればFIREできそうですが、少し心許なさはあるのではないでしょうか。

チキンな性格上、6,000万円でFIREは不安でたまりません。

そこで、6,000万円貯まった段階でサイドFIREをするという考え方になります。

本来は6,000万円でも何とかなりそうですが、それに加えて月5万円でも収入があれば一気に気が楽になります。

問題はストレス無く月5万円の収入を得る方法を仕組みかするにはどうしたら良いかという点です。

普通のサラリーマンにとってここが一番頭を悩ませる部分ですね。

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我が家のFIRE戦略

我が家では「年間支出の25倍貯めてサイドFIRE」を採用したいと思います。

やはり、40歳で色々なしがらみから開放されたいという想いは強くあります。

私の場合、FIREした後もやりたいことは沢山あるので、そういった意味でもサイドFIREが合っていると思います。

この戦略を採用するにあたって一番大きな理由となったのは、将来の事は誰にも分からないからです。

確かに年金考慮などしてませんが、税制が変わったりすることも否めません。

何が起きるか分からない以上、稼ぎ口は作っておきたいという気持ちがあります。

そのため、私は今後、自分の「好き」で収益化できるような仕組み作りを築いていきたいと思っております。

我亡くなった場合

ところで、FIREを目指すのは良いとして、私自身がFIRE前に亡くなった場合どうなるのでしょうか。

答えはシンプルで以下の通りとなります。

・5年以内に亡くなった場合は少し困る。

・6年以降に亡くなった場合は資産+遺族年金で何とかなる

計算はシンプルで、遺族年金(遺族基礎年金、遺族厚生年金)で約月10万円もらえますので、残りの10万円が不労所得で入ればよいのです。

(支給額や条件などは日本年金機構のHPをチェックしてみて下さい)

10万円の不労所得を得るためには33倍ルールに基づいて資産形成が必要になります。

10万円×12ヶ月×33=約4,000万円

になりますね。

ちなみに「5年間だけ掛け捨ての生命保険やろうかな」と妻に相談したところ「いらん!」と二つ返事でした。

ここら辺は各家庭で方針相談になるのかなと思っております。

子どもの学費問題

これについては以前記事で記載しましたがジュニアNISAにて積立を行う想定です。

こどもの教育資金におすすめ!ジュニアNISA制度(もうすぐ制度終了)

ジュニアNISAの制度廃止に伴い、今から始めると240万円(80万円×3年分)を入れることで子どもが18歳になる頃には大体500万円近くになります。

我が家の子どもの学費戦略はこれでいこうと思っております。

なお、ジュニアNISAを崩さずに奨学金を借りて学費に充てる運用をした方が、例えば子どもが30歳になる頃には100万円くらいお得になります。

ここら辺の細かい計算とか制度の詳細は近くなったらまた調べることとします(18年後くらいなので)。

問題は240万円もどうやって用意すれば・・・という点だと思います。

確かに、そもそもこれがポーンと拠出できればFIREしなくても財力あるやん!って気がします。

当記事は以上となります。

今回はFIREを目指す私の戦略についてシェアしてみました。

恐らく今後数年も経てば制度など変わって見直す必要があると思います。

しかし、現状このあたりが平凡に生きる私のベスト戦略かなと思っております。

長々とお疲れさまでした。

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