こんにちは、Яeiです。
今回は一児のパパである私がバビロン大富豪の教えから考える子ども教育について、私の考えをシェアさせて頂きます。
お金持ちになるための必読書といって良いくらい有名な「バビロン大富豪の教え」。
もちろん、これを知っていれば必ずお金持ちになれるわけではありませんが、これを実践できない人はお金持ちになれないと言っても良いのではないでしょうか。
そんなバビロン大富豪の教えから子ども教育について我が家の考えをシェアさせて頂きます。
目次
バビロン大富豪の教え
最近では漫画版も出版されており、とても読みやすくなっております。
貧乏な少年バンシル君が、お金持ちであるアルカド大先生から秘技の数々を伝授されお金持ちになっていく物語です。
この本、少し注意が必要で、特に何も考えないで読むと「ふーーーん」程度で終わります。
私が最初に当書に出会ったときはまさしく「ふーーーーーーん」で終わりました。
しかし、多少金融リテラシーを上げてお金に対する知識に貪欲になった時に当書を読んだ時「もっと早く出会いたかった」と感想が変わりました。
そのため、当書を読む際は是非「教えの一つ一つを吸収しよう!」という意欲のもと読んでみて下さい。
アルカド大先生からの教えはたくさんあるのですが、
今回はネタバレを最小限にするべく第一の教えのみ考察したいと思います。
第一の教え:収入の10分の1を貯金せよ
その他の教えが気になる方は是非書籍を購入してみて下さい。
(人生の中で一読する分には損はしないと思います)
収入の10分の1を貯金せよ
以下、若干の設定変更や脚色が入っておりますのでご注意下さい。
貧乏な民を集めての金融リテラシー講習会にてアルカド大先生は言うのです。
収入の10分の1を貯金せよ!そうすればお金は貯まる!
色々設定をいじったり話を省略してますが、書籍でも大体こんな感じです(笑)
そして、誰しもが思うわけです。
当たり前やん!!!
当然、会場はざわつくわけです。
「何を当たり前のことを!」「そんなことを聞きにきたんじゃない!」「バカにするな!」
しかし、アルカド大先生の次の一言で民衆はぐうの音も出なくなります。
それが出来ていないからお前達は貧乏なのだ!!!
私も含めてぐっさーーと刺さりました(笑)。
アルカド大先生はこう説くのです。
毎日バスケットの中にその日取れた鶏の卵を入れよう。
するといずれバスケットの中は卵で溢れかえるはずだ。
つまり、お金を貯めるには毎月収入の10分の1を貯金すれば貯まっていくのです。
当たり前のようで、実際に出来ていない人が多いというのは納得ですね。
バビロン大先生、理屈は分かりますが貯金できません!
さて、
収入の10分の1を貯金せよ
という教えについて、皆さんはどのように感じられたでしょうか。
「もうやってるよ!」という感想の方は貯金については大丈夫です。
安心して次の教えに進んで下さい(当記事では今回は割愛致します)。
しかし、貯金できない人の多くは「そんなの無理だよ先生!」と思うでしょう。
私の周りは貯金できない人が多く、理由を聞くと意見は様々です。
①宵越しの銭など持たん!
②貯金したいけどお金がなくて(甘いものぱくぱく)
③若いうちに使わないと人生損でしょ!
TOP3を挙げるとこんな感じでした。
①と③は似通ってますが、当記事を見られているということは貯金はしたい(子どもには貯金できるようになってほしい)方だと思いますので、
いったんこの考えは横に置いておきましょう(気持ちはとても分かりますが)。
②についても気持ちは分かります。
そして、私の周りで一番多いパターンでした。
もう一度言います。気持ちは分かります(笑)。
バビロン大先生は言うのです。
どうせお前たちは自制が苦手だから貯金できないんだろ?
ならば、収入が入ったら先に10分の1を貯金しておけ!
残りの9割で生活できるようにしろ!
※ かなり意訳しているかもしれません。
アルカド大先生は人間の欲を警戒し、使う前に貯金しておけと言うのです。
この考え方、実は「先取り貯金」として結構有名になってたりもします(アルカド大先生の方が先出しだと思いますが)。
つまりは、貯金したいなら身の丈になった生活をしなさい、という話ですね。
やる前は「この鬼!!無慈悲!!!」といっていた友人は、次に会った時には、
「やってみたら何とかなったわ。今までお金はどこに消えていってたんだろう」
と笑いながら話しておりました。案外何とかなるようです。
是非、この先取り貯金を試してみて下さい。
子ども教育について
我が家での教育方針は基本的にアルカド大先生に準拠しようと思います。
しかし、私自身の経験を踏まえると理想は以下の通りです。
・お小遣いなし
・収入の半分を貯金せよ
・ただし、親が必要と判断したことは親がお金を出してあげる
私自身の話になりますが、お小遣いがなく年間の収入はお年玉だけでした。
しかし、我が家では「親が必要と判断したこと」についてはお金を出してくれました。
「部活関連費用、文房具費用、書籍代、友達と遊びに行く」
といったものは基本的に出してくれました。
そのため、お小遣いがなくても不便に思った事はありませんでした。
(その年に欲しいゲームはお年玉から出す感じでした)
この方針はもちろん妻とも話し合ってまして、妻の方からこの方針でいこうと強くプッシュされました。
妻の場合はお小遣い制かつお年玉はすべて使う、といった感じだったようで、お金の大切さが身につかなかったと後悔しているそうです。
ちなみに、この積立手法を単純に試算してみましょう。
条件は次の通りです。
・毎年5千円の積立(お年玉などの年間収入1万円前提)
・期間は大学卒業までの22年間
・ジュニアNISAで240万円運用
・利回りは4%
この条件で試算するとなんと大学卒業時には約780万円になるわけです。
社会人1年目にこの額になっていると、だいぶ人生の自由度は高くなりそうですね。
当記事は以上となります。
今回は偉大なるバビロン大先生の教えから我が子の教育方針について考察致しました。
教育方針は何より夫婦でしっかりと話し合うことが大切ですね。
子どもにはお金の問題で苦労してほしくないので、皆様も是非、夫婦で話し合って見て下さい。
長々とお疲れさまでした。