こどもの教育資金におすすめ!ジュニアNISA制度(もうすぐ制度終了)

こんにちは、Яeiです。

今回は投資歴5年を超えた育児中の私が、子どもの将来資金の準備方法としておすすめのジュニアNISAについて以下のような疑問にお答え致します。

  • ジュニアNISAとは何か
  • 制度廃止って聞いたけど今から始める意味があるのか
  • 投資って怖い気がする
  • どのように始めればよいのか
  • 何を買えばよいのか

2021年に子どもが生まれ、現在まさしく子どもの将来の教育資金(具体的には大学費用)について考えております。

最初は私の証券口座で教育資金の運用をと考えていたのですが、調べていると「ジュニアNISAが廃止に伴い神制度に変わった!」という記事を見かけました。

「廃止されるのに神制度?」と疑問に思いましたが、調べてみたところ「まさに子どもの教育費用の準備に適していた」ので皆様にもシェアしたいと思います。

ジュニアNISAとは何か

<結論>

  • ジュニアNISAとは、未成年が利用できる非課税口座の制度

聞き慣れない用語も多いと思いますので順に説明していきます。

まず、ジュニアNISA制度の背景から見ていきましょう。

年金制度の崩壊に伴い、日本政府は国民に対して「投資して自身の資産を形成すること」を促しております。

一方で日本人は投資に対して良いイメージがないのでしょう。実際に投資される方は少なかったようです。

そこで、政府は投資の世界に参入しやすいように投資利益に対して税金がかからない「非課税口座」を用意しました。それがNISA口座となります。

通常、投資で上げた利益には20%の税金が課せられます(例えば100万円利益を上げた場合、税金として20万円とられます)。

この税金がなくなると考えるとかなり嬉しいですよね。

しかし、NISA口座には20歳以上でないと口座開設できない問題点がありました。

そこで未成年にもNISA口座を!ということでジュニアNISA制度が誕生しました。

制度廃止って聞いたけど今から始める意味があるのか

<結論>

  • ジュニアNISA制度は、制度廃止に伴い神制度に変身しました

さて、ジュニアNISA制度が誕生し「未成年も積極的に投資を!」・・・とは実際はなりませんでした。

想像にはなりますが「ジュニアNISA制度では18歳までの途中解約が原則としてできない」ことが原因だったのではないでしょうか。

子どもの進路によって子どもにかかるお金が大きく変動してきます。それにも関わらず、いつでも引き出せない制度は使い勝手が悪すぎたのです。

あまりに不人気だったためでしょうか。ジュニアNISA制度は2023年で廃止となることが決まりました。

ところが、ジュニアNISA制度の廃止に伴い、皮肉にもジュニアNISA制度が再び脚光を浴びているのです。

制度の廃止に伴い、2024年1月からはいつでも解約できるようになりました

しかも、途中解約してもちゃんと非課税になるのです(今までは理由があって途中解約した場合、課税対象になる残念な仕組みでした)。

これで用途的には一般のNISA口座のような感じになり、使い勝手が良くなったのです。

ちなみにですが、ジュニアNISA口座は毎年80万円までの投資が可能となります。

つまり、2021年にジュニアNISA口座を開設した人は、あと3年非課税枠を使えることになりますので、計240万円投資することができます。

私は現在「240万円なんてどうやって拠出するんや」といった悩みに苛まれております。

もちろん、毎年80万円きっちり使う必要はないのですが、囚人のジレンマのような状態に陥っております。

投資って怖い気がする

<結論>

  • 怖い投資をしなければそこまで怖くない。

投資には確かにギャンブルのようなものもや借金を負うような投資もあります。

しかし、ジュニアNISAによる投資はそのようなものではありません(そもそも国が勧める投資なのでそこまでのリスクはないようになってます)。

ここら辺のリスクについては以下の記事をご参照下さい。

(FIREするには何をすればよいのか(初心者編):投資を知る)

【投資】FIREとは何か(普通の会社員でもFIRE可能です)

簡単に述べると「投資信託を15年以上解約しないで持ち続けた場合、過去の実績では100%の確率で利回り約4%を達成した」といった話になります。

15年で利回り約4%と聞いてもピンとこないかもしれませんが「資産がだいたい倍になる」と思って下さい。

もちろん、今後も同じく15年持ち続けたら4%利回りが出るかは誰も分かりませんし商品をちゃんと選ぶ必要があります。

しかし、リスクを考える上で過去の実績は大いに参考になるのではないでしょうか。

商品の選び方は先ほどの記事が参考になると思います。

仮に、240万円ジュニアNISAに入れることができたとしたら、15年後にはだいたい480万円くらいになっている計算となります。

どのように始めればよいのか

<結論>

  • 以下の記事を参照下さい

【投資】FIREとは何か(普通の会社員でもFIRE可能です)

簡単に流れを説明すると以下の通りとなります。

①未成年口座の開設

②ジュニアNISA口座の開設(①とセットで出来ると思います)

③商品の購入

ちなみにですが、①②の口座開設にはおおよそ3週間程度かかりますのでご注意下さい。

なお、非課税期間は5年間になります。6年目以降も非課税としたい場合は「ロールオーバー」という手続きを取る必要があります

証券口座から連絡があると思いますが(楽天証券の場合は連絡かつ書類を送付してくれる)、この手続きをしないと課税口座に移されてしまいます。

課税口座に移されるとあまり嬉しくないので、少し面倒ですが必ず手続きをしましょう!

何を買えばよいのか

<結論>

  • こちらも以下の記事を参照下さい

【投資】FIREとは何か(普通の会社員でもFIRE可能です)

補足となりますが、ジュニアNISA制度の用途を考えるとおすすめは投資信託だと思います。

何を買えばよいのかという話ではだいたい「投資信託 VS ETF VS 個別株」になります。

投資信託は「分配金」を出さないため、その分の税金がかからず運用ができるためパフォーマンスが良いです。

一方でETFについては分配金が出るためその分のパフォーマンスロスになります。

ETFはとても良い商品だと思っておりますが、ジュニアNISAの用途は長期保有かつ資産の最大化であるため今回の目的であれば投資信託がよいと思います(あくまでも筆者の感想になります)

ちなみにETFについては「キャッシュフローの最大化」を目指す人であればベストだと思います。

ちなみに、個別株については初心者が手を出すとリスクが高いので説明を省略致します。少なくともジュニアNISAで運用するには個別株は少しリスクが高いように思います。

当記事は以上となります。

「子どもの教育資金どうしよう問題」の解決方法の一つとしてこのジュニアNISA制度が挙げられるのではないでしょうか。

特に、お子様の年齢が若ければ若いほど投資のメリットを大きく得られます。是非検討してみて下さい!

長々とお疲れさまでした!

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