親子で読む絵本シリーズ|『ぐりとぐらとくるりくら』不思議な冒険と安心感が詰まった一冊

こんにちは、Яeiです。

今回は児童書『ぐりとぐらとくるりくら』をレビューしていきたいと思います。

長年愛され続ける「ぐりとぐら」シリーズに、不思議で魅力的な新キャラクターが登場する『ぐりとぐらとくるりくら』。今回のお話は、野ウサギの「くるりくら」との出会いから始まる、ちょっぴりドキドキの物語です。

帽子をめぐる不思議な出来事、くるりくらは味方なのか、それともいたずら好きな存在なのか? 子どもたちはワクワクしながらも、どこか「どうなるんだろう?」とドキドキ。そして、最後には安心感に包まれる――そんな魅力がたっぷり詰まった一冊です。

今回は、この絵本の楽しさや、親子で読むときのポイントをご紹介します!

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基本情報

タイトル

ぐりとぐらとくるりくら

作者

作:なかがわ りえこ

絵:やまわき ゆりこ

出版社

福音館書店

発売日

1992/10/31

値段

1,100円

ページ数

32

多いページの文字数

105文字程度

読み始めた年齢

4歳

あらすじ

春のやわらかな朝、野ネズミのぐりとぐらは、おいしい「ぐりぐらサラダ」と「ぐりぐらサンド」を作って原っぱへ。さあ、楽しい朝ごはん! ・・・のはずが、大切な青い帽子と赤い帽子がなくなっている!?

あわててあたりを探すと、なんと木の上に帽子をかぶったウサギが! その名は「くるりくら」。どうやら、ぐりとぐらの帽子をこっそり取ってしまったみたい。

帽子を返してもらい、そこから始まるのはちょっとふしぎな体験。くるりくらと一緒に、ぐりとぐらはどこへ行くのかな?

さあ、ぐりとぐらとくるりくらの楽しいひとときが始まるよ!

感想(不思議な体験)

長年愛され続ける「ぐりとぐら」シリーズに、新しい風を吹き込むのがこの『ぐりとぐらとくるりくら』です。今回は、ちょっぴり不思議な野ウサギ「くるりくら」との出会いから始まる、ドキドキの物語。

まず、タイトルの響きが素晴らしい! 「ぐり」「ぐら」「くるりくら」 というリズミカルな音の流れが、読むたびに楽しく、声に出して読みたくなる魅力があります。我が子もタイトルを口ずさむだけで楽しそうにしています。

この作品の面白さは、単なる冒険ではなく、子どもの心に寄り添う「感情の揺れ」にあるのではないでしょうか。
「くるりくら」は味方なの? それともいたずら好きな困った子? ぐりとぐらは無事に帰ってこられるの? そんな小さな「不安」の種が、ページをめくるたびに芽を出し、物語の中でドキドキと揺れ動きます。でも、大丈夫。最後には「あぁ、よかった!」という安心感がふんわりと心を包み込んでくれるのです。

我が子も最初は「どうなっちゃうの?」と不安そうな顔をしていました。でも、読み終わるとニッコリ。そして、何度も「もう一回読んで!」と持ってくるほどお気に入りに。きっとこの物語の不思議な心地よさを感じ取っているのでしょう。

ぐりとぐらの世界に、ちょっぴりスパイスの効いたワクワクを加えてくれる『ぐりとぐらとくるりくら』。親子で読むたびに、新しい発見がある素敵な一冊です!

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