こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『そらいっぱいの こいのぼり』をレビューしていきたいと思います。
こいのぼりの季節になると、あの美しい風景を思い出す人も多いのではないでしょうか。そんな季節にぴったりの絵本『そらいっぱいの こいのぼり』は、親子で読むのに最適な一冊です。表紙を開くと広がる圧巻の風景描写は、読む人の心を一瞬で引き込み、物語の世界に浸らせてくれます。都会に住む親子でも、この本を通じて田舎ならではの自然やお祭りの魅力を存分に感じることができました。今回は、この絵本の魅力と、親子で楽しんだ感想をご紹介します。
目次
基本情報
タイトル
そらいっぱいの こいのぼり
作者
羽尻利門
出版社
世界文化社
発売日
2022/3/11
値段
1,430円
ページ数
24
多いページの文字数
130文字程度
読み始めた年齢
3歳
あらすじ
ゴールデンウィークに田舎へ帰省したケンゴとサナエ。広がる大自然の中でのびのびと遊び、充実した休みを過ごしていました。
そして翌日、地元で行われるお祭りがあると聞き、家族で出かけることに。車でどんどん進み、トンネルを抜けたその先に広がっていたのは――空いっぱいに泳ぐ、無数のこいのぼりたち。その光景に、二人は思わず息をのみます。
田舎ならではの美しい風景と、心温まるお祭りのひとときが描かれた物語です。
感想(圧巻の大自然)
こいのぼりの季節にぴったりの一冊が書店で目に留まりました。その圧巻の表紙が描き出す風景に、都会の喧騒で少し疲れていた私の心が癒されるようでした。
我が子にもこの美しい世界を届けたいと思い、購入して読み聞かせてみると、予想以上に夢中になってくれました。特に、こいのぼりが空いっぱいに泳ぐシーンのイラストには、親子そろって感動しました。まるで物語の中に飛び込んだかのような臨場感あふれる描写が、本を開くたびに新しい驚きと感動を与えてくれます。
文字数は3歳の子どもには少し多めかと思いましたが、色彩豊かなイラストがページごとに物語を引き立ててくれるので、飽きるどころか最後まで楽しく読み切ることができました。
この本は、親子で共有する時間をさらに特別なものにしてくれる絵本です。今では私も我が子も大好きな一冊となり、季節ごとに繰り返し読みたくなる作品です。ぜひこの感動を体験してみてください!