こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『でんしゃくるかな?』をレビューしていきたいと思います。
電車が来るのをワクワクしながら待つ時間、そして「きたー!」と喜ぶ瞬間──そんな小さなドキドキと大きな歓声を、親子で一緒に楽しめる絵本があります。
今回は、電車好きの子どもにぴったりな絵本 『でんしゃくるかな?』 をご紹介します!シンプルな言葉と優しい水彩タッチのイラストが魅力で、1歳から長く楽しめる一冊です。
実際にわが子と読んだ体験を交えながら、その魅力をたっぷりお伝えします!
目次
基本情報
タイトル
でんしゃくるかな?
作者
きくちちき
出版社
福音館書店
発売日
2021/2/5
値段
990円
ページ数
20
多いページの文字数
10文字程度
読み始めた年齢
1歳
あらすじ
「くるかな? くるかな?」
少年と動物たちは、ワクワクしながら電車を待っています。
「きたー!」
電車がホームに滑り込むと、みんなは飛び上がって大喜び!
さて、次にくるのはどんな電車かな?
感想(初めての爽快感)
表紙のイラストのかわいらしさと、電車を待つワクワク感、そして電車が到着したときの高揚感──これらがきっとわが子にも響くだろうと思い、電車好きな息子のために購入しました。
購入当初、息子はまだ1歳。物語の内容をしっかり理解するというよりは、ただ耳で聞いている様子でした。しかし、電車が到着したときの「きたー!」という歓声には、楽しげな読み聞かせの雰囲気も相まって、思わず笑顔に!目をキラキラさせながら、その瞬間を楽しんでいました。
2歳、3歳と成長しても、この絵本は変わらずお気に入り。「読んで!」と何度も持ってきて、一緒に「きたー!」と声をそろえて楽しむ時間は、親子の素敵な思い出になっています。
本書の魅力は、優しい水彩タッチのイラスト。少年と動物たちが一緒に心を弾ませ、歓喜する姿がとても愛らしく、読んでいるこちらまで幸せな気持ちになります。
シンプルなストーリーながら、ワクワク感、緊張感、達成感、そしてそれを分かち合う喜びまで、子どもが自然とさまざまな感情を学べる一冊。繰り返し楽しめる、1歳からの絵本として本当におすすめです!