親子で読む絵本シリーズ|『あめがふるときちょうちょうはどこへ』~雨の日の自然を一緒に考えよう~

こんにちは、Яeiです。

今回は児童書『あめがふるときちょうちょうはどこへ』をレビューしていきたいと思います。

雨の日、ふと「蝶々はどこにいるのだろう?」と思ったことはありませんか?『あめがふるときちょうちょうはどこへ』は、そんなシンプルな疑問から始まる、親子で楽しめる絵本です。この本は、雨の日の自然の中で生き物たちがどんなふうに過ごしているのかを考えさせてくれ、普段の視点とは違う新しい発見をもたらしてくれます。今回は、この素敵な絵本の魅力をご紹介します。

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基本情報

タイトル

あめがふるときちょうちょうはどこへ


作者

文:メイ ゲアリック

絵:レナード ワイスガード

訳:岡部 うた子

出版社

金の星社

発売日

1974/8/1

値段

1,320円

ページ数

31

多いページの文字数

70文字程度

読み始めた年齢

3歳

あらすじ

「雨が降るとき、ちょうちょうはどこにいるのか?」

この一貫したテーマのもと、物語は普段とは異なる世界へと私たちを誘います。普段、雨の日に外に出て自然をじっくり観察することは少ないものです。だからこそ、「雨の日に蝶々がどこにいるのか?」という疑問を抱いたことはあるでしょうか?この絵本は、そんな視点を与えてくれ、私たちに普段見過ごしている自然の一面を発見させてくれます。

感想(独特な感性と別視点)

こちらの書籍は、私の両親からプレゼントしてもらった大切な本です。

物語のテーマはシンプルですが奥深い、「雨の日に蝶々はどこにいるのか?」という疑問から始まります。この疑問をきっかけに、普段見過ごしがちな雨の日の自然の情景に視点が移り、思わず引き込まれます。

晴れた日にはよく見かける蝶々やその他の生き物が、雨の日にはどこでどうしているのか。普段の視点を少しずらして見ることで、自然と生き物たちの新たな一面に気づかされる、そんな発想を提供してくれます。

我が子もこの本が大好きで、何度も繰り返し読んでいます。イラストは、雨の日特有のしっとりとした雰囲気と少しの寂しさを感じさせ、どこか心に残ります。何度読んでも新しい発見があり、一緒に考えながら読むことで、子どもとの貴重な時間を楽しむことができます。

繰り返し出てくる「雨の日に蝶々はどこにいるのか?」という問いかけは、単なる物語の枠を超えて、常に読者に考える余地を与えてくれます。この問いに対する答えを一緒に探しながら進んでいく構成は、子どもと一緒に思考を深める素晴らしい体験をもたらしてくれます。

この本を読んだ後は、雨の日でも外に出て自然をもっと感じたくなること間違いなしです。雨の日の静けさの中で新たな発見を楽しめる、とても素敵な一冊です。

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