こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『ニンジンジン』をレビューしていきたいと思います。
子どもが本屋さんで一目惚れした絵本、「ニンジンジン」。親子で読んでみると、想像以上にユーモアと驚きが詰まった一冊でした!シュールで楽しいイラスト、リズミカルな文章に引き込まれ、読むたびに新しい発見があるこの絵本。今回は、その魅力をたっぷりとご紹介します!
目次
基本情報
タイトル
ニンジンジン
作者
キューライス
出版社
白泉社
発売日
2023/3/3
値段
1,430円
ページ数
32
多いページの文字数
55文字程度
読み始めた年齢
3歳
あらすじ
人の形をしたニンジン、その名も「ニンジンジン」。
今日も元気いっぱい、特製の「ニンジンウォーク」でどこまでも突き進みます。
ウサギのぴょんすけとぴょんじろうは、お腹を空かせてニンジンジンを捕まえようと、次々に罠を仕掛けます。でも、どんなに巧妙な罠もニンジンジンには通じません!何が来てもお構いなし。驚きの身のこなしで切り抜けるニンジンジンに、ウサギたちの作戦は空回り。
果たして、ぴょんすけとぴょんじろうはニンジンジンを捕まえられるのか?それともニンジンジンの勝利か?
リズミカルな展開と、思わず笑顔になるユーモアたっぷりのイラストが魅力の、予測不可能な冒険絵本!
感想(表紙の時点でコメディ)
大型書店で我が子が真っ先に手に取った一冊。それもそのはず、ニンジンが大好きな我が子の「ハート」に見事に刺さったのでしょう!
3歳になりたてで、少しずつ文字の多い本にも挑戦し始めた頃。この本は、そんな成長のタイミングにぴったりでした。文章のボリュームは少し増えますが、リズミカルで楽しい言葉の流れのおかげで、最後までスムーズに楽しむことができます。
特筆すべきは、細部まで描き込まれたイラストの素晴らしさ!ユーモアたっぷりで時にシュールなタッチは、子どもだけでなく大人も思わず笑ってしまうほど魅力的です。
読み返すたびに新しい発見があるのもこの本の魅力。親子で「あ!こんなところに!」と細かな仕掛けを見つける時間が、読書をさらに楽しいものにしてくれます。
物語のテンポが良いので、普段は静かに本を聞いている我が子も「次はどうなるの?」「また失敗してる!」と声を上げてしまうほど物語に引き込まれていました。
親子で笑いながら楽しめる、まさに傑作の一冊です。ユーモアと驚きが詰まったこの本、ぜひ手に取って読んでみてください!