さて、前回はスマホアプリ「パズドラ」でログインボタンを押した後のデータの旅を一緒に覗いてみた。
しかし「マンションの場合は?」「うちはWiFi使っているんだけど?」といった場合はどうなるのだろうか。
今回はこのようなパターンにおけるデータの旅を覗いてみようと思う。
パソコンで見るデータの旅
今回は、パソコンを使ってデータの旅を覗き見ようと思う。
状況としては、マンションで、パソコンはWiFiで利用しているものとする(これはかなり普及した使い方ではないだろうか)
🏠 家の中のスタート地点
パソコンでインターネットを見るとき、データはまず最初に「ルータ」に送られる。
ルータとは、夜中でもピカピカ光ってる、以下のような箱のこと。

WiFiを使ってる人なら「電波に乗って」、有線LANの人なら「ケーブルで直接」データがルータに送られる。
🔌 ルータから壁の中へ!
ルータに送られたデータは、壁の中を通るケーブルを伝って、マンションの共用部(MDF室)に集まる。

この共用部には、各部屋の通信信号をまとめて外部ネットワークへつなぐ「分配機」や「ブースター」といった装置があり、そこから保安器を経由して、電柱のケーブルへとつながっていく。

Яei
⚡ 電柱を走る光ファイバー
ここまできたらあとは前回と同じだ。忘れてしまった人は前回の記事を復習してほしい。
📌 まとめ:自宅パソコンの旅路
今回、マンション+WiFi構成で見てきたが、前回との違いは前半部分だけで、あとは前回と同じ流れとなった。
💻 パソコン
↓(WiFi/LANケーブル)
📦 ルータ(またはモデム)
↓(壁の中のケーブル)
🏢 マンション共用部(MDF室)
↓(屋外ケーブル)
⚡ 電柱の光ファイバー
↓
🌐 キャリア → プロバイダ
↓
🌊 海底ケーブル
↓
💾 サーバ
さて、ここまでで君は非常に強力な「イメージ図」を手に入れることができた。後はこのイメージ図を基に肉付けしていくこととする。
その前に、ここまででよく聞く質問とその答えを次回見ていこうと思う。
読み飛ばしてくれても構わないが、より理解が深まること間違いないので是非、ついてこれる範囲で楽しんでいってほしい。
次回はここまでの内容でよく挙がる質問に対して回答していくので是非見ていってほしい!
