こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『かわいいてんとうむし』をレビューしていきたいと思います。
幼児期に楽しく数を学べる絵本を探している方にぴったりなのが、『かわいいてんとうむし』です。立体的なてんとうむしを指で触りながら、自然に数に親しめる工夫が詰まった一冊。今回は、実際に子どもと読んで感じた魅力や、数を覚えるきっかけになったエピソードを交えながら、この絵本の素晴らしさをご紹介します!
目次
基本情報
タイトル
かわいいてんとうむし
作者
作:メラニー ガース
絵:ローラ ハリスカ・ベイス
出版社
大日本絵画
発売日
2001/11/28
値段
1,760円
ページ数
24
多いページの文字数
20文字程度
読み始めた年齢
2歳
あらすじ
10匹のてんとうむしが元気に起きてきました。でも、蝶々や芋虫、小鳥など、いろいろな生き物がやってくるたびに、てんとうむしは一匹ずつ姿を消していきます。さて、最後にはどうなるのでしょう?
触って楽しめる立体的なてんとうむしと一緒に、指で数えながら「かず」の学びを体験できる、楽しくてかわいらしい絵本です。
感想(数のお勉強)
子どもが数に興味を持ち始めた2歳頃、表紙のかわいらしさに惹かれて購入しました。本書の最大の魅力は、立体的なてんとうむしに触れながら、指で数える体験ができること。視覚・触覚を通じて自然に数に親しめる工夫が詰まっています。
最初のうちは、子ども自身が数えることはなく、ただ「読んで」と絵本として楽しんでいました。「一緒に数えてみようか?」と誘っても、「数えて」と私にお願いするばかり。しかし、ある日突然、自分から「いーち、にぃー、さーん……」と数え始めたのです!
「数えて」という言葉には、「お手本を見せて」という意味も含まれていたのかもしれません。親が読む声をしっかり聞き、少しずつ吸収していたのでしょう。その成長の瞬間に立ち会えたことに感動しました。
この絵本がきっかけとなり、お風呂の数字ポスターと併用することで、3歳になる頃には100まで数えられるように!ただ数字を教えるのではなく、楽しみながら学べる環境をつくることの大切さを実感しました。
初めての数の学びにぴったりの一冊。数字を楽しく学ばせたい方、興味を引き出すきっかけを探している方に心からおすすめします!