こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『かさ さしてあげるね』をレビューしていきたいと思います。
雨の中、傘をさしてあげる優しい少年の姿に心が温かくなる絵本『かさ さしてあげるね』。この物語は、親子で一緒に読んで楽しめるシンプルで心温まるストーリーです。少年が次々と濡れた動物たちに傘を差し出すその優しさは、子どもたちに大切な思いやりの心を教えてくれます。今回は、この絵本の魅力と、我が家での読み聞かせの体験を紹介したいと思います。
目次
基本情報
タイトル
かさ さしてあげるね
作者
作:はせがわ せつこ
絵:にしまき かやこ
出版社
福音館書店
発売日
1998/4/15
値段
880円
ページ数
20
多いページの文字数
30文字程度
読み始めた年齢
0歳
あらすじ
雨に降られ、びしょ濡れになっている様々な生き物たち。そんな中、ひとりの少年が優しく声をかけます。「かささしてあげるね。」
少年は、困っている動物たちを見かけるたびに、手に持った傘を差し出して、みんなを濡れずに守ってあげます。その優しさが、雨の中で心温まる光を放ちます。
シンプルで柔らかいクレヨン風のイラストが、温かさと安心感を与えてくれるこの絵本。見ているあなたも、思わず心が温かくなることでしょう。
感想(0歳からはぐくむ思いやり)
『かさ さしてあげるね』は、子育てナビゲーションから届いた一冊で、心温まるストーリーとかわいらしいイラストが印象的な絵本です。
物語には、雨に濡れた様々な生き物たちが登場し、優しい少年が「かささしてあげるね」と声をかけて傘を差し出します。その温かな優しさに触れる度に、読者も思わず心がほっこりと温まります。
シンプルでリズムよく進むストーリーは、小さな子どもにもぴったりで、展開が予想しやすいため、親子で一緒に安心して楽しめます。少年が次々と生き物たちに傘をさしてあげる様子は、優しさと助け合いの大切さを教えてくれます。
物語の終わりには雨が上がり、晴れ渡った空が広がります。読み終わる頃には、心も晴れやかに。まるで自分もその晴れた空の下で、温かな気持ちを感じているかのような幸せな気分になります。
我が子にも何度も読み聞かせており、そのたびに新たな温かい気持ちを抱くことができます。この絵本はきっと、我が家の中でも特別な一冊となり、何度も繰り返し読みたくなることでしょう。