こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『こんとあき』をレビューしていきたいと思います。
『こんとあき』は、私が子どもの頃から読み継がれてきた大切な絵本です。愛らしいぬいぐるみの「こん」と女の子「あき」が織りなす冒険の物語には、ドキドキする展開と心温まる優しさが詰まっています。我が子もこの本を読むと、ぬいぐるみを手に取り「こん」に見立てて遊ぶようになり、物語の温もりをしっかりと感じてくれているようでした。今回は、この素晴らしい絵本の魅力をレビューとしてご紹介します。
目次
基本情報
タイトル
こんとあき
作者
林 明子
出版社
福音館書店
発売日
1989/6/30
値段
1,430円
ページ数
40
多いページの文字数
120文字程度
読み始めた年齢
4歳
あらすじ
あきが生まれる前からずっと寄り添い、見守ってくれている命を持った大切なぬいぐるみの「こん」。ある日、こんの腕がほつれていることに気づいたあきは、こんと一緒に遠く離れたおばあちゃんの家を目指して旅に出ることを決意します。
旅の途中、頼もしくあきをリードするこん。しかし、道中にはさまざまな出来事や困難が待ち受けています。こんとあきは、無事におばあちゃんの家にたどり着き、こんを直してもらうことができるのでしょうか？
心温まる二人の絆と冒険が描かれた物語です。
感想（不朽の名作）
私が子どもの頃から親しんできた不朽の名作『こんとあき』。ハラハラドキドキの冒険の中に、優しさと温もりがあふれる素晴らしい絵本です。
我が子もこの本を読むと、自然とお気に入りのぬいぐるみを手に取り、一緒に遊び始めました。きっと、ぬいぐるみを「こん」に見立てて、物語を自分なりに感じ取ったのでしょう。その姿に、親としてもほっこりしました。
4歳になったばかりの頃に購入したのですが、文字数やページ数が多いこの本を、最後まで夢中で読み切ってくれたことに驚きました。少し心配していた「飽きてしまうかも」という思いは杞憂に終わり、子どもは物語の世界にぐんぐん引き込まれていったようです。
『こんとあき』を通じて、子どもが物語の温かさや絆の大切さを感じ取ってくれたと思うと、この本を選んで本当に良かったと思います。親子で楽しめる、そして心に長く残る一冊です。ぜひ手に取ってみてください。