初めてのディズニー旅行、ワクワクと同時に「ちゃんと楽しめるかな?」という不安もありますよね。最高の思い出を作ってあげたいのに、疲労でグッタリしてしまったら台無しです。
僕も4歳になる息子との初ディズニー旅行で、最初は戸惑いと後悔の連続でした。 でも、ある「3つの魔法の準備」をすることで、僕たちは驚くほど快適に、心から楽しめたんです。
帰宅後、息子からは「パパ、ディズニー今までの旅行で一番楽しかった!」、妻からは「本当に最高の旅行だったね。ありがとう!」と最高の言葉をもらいました。
この記事では、僕が実際に経験し、家族みんなが大満足した【初ディズニー旅行で絶対に失敗しない】攻略法を、惜しみなく公開します。
✅ 遠方から行くので宿泊が必須
✅ 4歳の息子と一緒で、絶叫系はナシ
✅ 予算は気にせず、課金で快適に楽しみたい
こんな家族にぴったりの方法です。読み終える頃には、あなたも「次こそ最高のディズニーにするぞ!」とワクワクしているはず!
目次
【準備編】最高のディズニー旅行は、出発の1ヶ月前から始まる!
ステップ1:どちらのパークに行く?「ランド」一択の理由
初めてのディズニー、ランドとシーどちらに行くべきか迷いますよね。4歳の息子さんと行くなら、僕は圧倒的にディズニーランドをおすすめします。
その理由は以下の通りです。
- 広さと坂道問題:シーはランドより広く、坂道も多いので、ベビーカーを押して歩くのが本当に大変です。親の疲労度が段違いに高くなります。
- アトラクション数:子ども向けのアトラクションはランドの方が豊富です。絶叫系が苦手な息子でも楽しめるアトラクションがたくさんあります。
- 食事の好み:シーの食事は心なしか大人向けが多い印象です。食べ物の好みがはっきりしている4歳の子どもだと、選択肢が限られてしまう可能性があります。
【重要】4歳児の必須アイテム「ベビーカー」 4歳ともなると、パークの広さにお昼寝タイムが必ず一度はやってきます。ベビーカーはまだまだ必須アイテムです。 ただし、パークでレンタルできるベビーカーには利用制限(身長100㎝以下かつ体重15kg以下迄で、一人座りができるお子さまが利用対象)があるので、事前に公式サイトで確認しておきましょう。
なお、4歳ともなると、この制限に引っかかってしまう子どもも出てくると思います。その場合はディズニー外ではありますが以下のようなサービスもありますので検討いただければと思います。
ステップ2:日程は「いつ」にする?混雑日を避ける戦略
仕事の都合もあると思いますが、快適さを優先するなら、混雑日を避けるのが鉄則です。
ディズニーのチケット料金は日によって変動し、混雑日と予想される日は高く設定されています。チケット料金を比較して安い日を選ぶのが、混雑を避ける一つの目安になります。
【ちょっとした注意点】 混雑予想サイトはいくつかありますが、あくまでも目安として参考にしましょう。僕たちも閑散期を狙ったはずが、蓋を開けてみればかなりの混雑日だった、なんてこともありました。
ステップ3:宿泊先はどこにする?「ディズニーホテル」一択の理由
遠方から行くなら、宿泊先の選択も非常に重要です。
僕はディズニーホテルに宿泊することを強くおすすめします。一見高額に感じますが、それに見合うだけの宿泊者特典が、快適な滞在を約束してくれます。
- ハッピーエントリー(開園15分前に入園) 「たった15分?」と思うかもしれませんが、この15分が本当に強力な武器になります。開園と同時に入園するだけでも大変なのに、それより先にパークに入れるのです。人気アトラクションに待ち時間なしで乗れたり、DPA(ディズニー・プレミアアクセス)を有利に取得できたりと、最高のスタートダッシュをきることができます。
- レストランの先行予約 パーク内を歩き回ってヘトヘトになった夜に、席探しから始めるのは本当に辛いものです。ベビーカーを押しながら席を探すのは、想像以上の苦労です。ディズニーホテル宿泊者は、一般の予約開始より1時間早く、人気レストランの優先予約ができます。疲労困憊のディナータイムを快適に過ごすためにも、この特典はぜひ活用すべきです。
ディズニーホテルの中でも、セレブレーションホテルやトイ・ストーリーホテルは比較的お手頃価格なので、検討の余地があるでしょう。
【重要】ホテルによってハッピーエントリーで入れる施設(ランド/シー)が異なりますので要チェック!
魔法の準備1:出発の1ヶ月前!「タイムスケジュール」を立てよう
さて、ホテルが決まったら、いよいよ具体的な計画を立てていきます。カツカツに詰め込みすぎず、大まかな時間配分を決めるのがコツです。
以下の1~3を意識しつつ、ざっくりとしたタイムスケジュールを立ててみましょう。レストラン予約はパークイン日の1か月前の9時 or 10時から開始できますので、それより前に計画を立てる必要があります。
タイムスケジュールを立てる際に意識するべき特に重要なポイントは以下となりますので念頭に入れつつゆとりあるスケジュールを立ててみて下さい。
・移動を極力減らすことを意識する
・1つのアトラクションにつき、並ぶ時間+アトラクションの所要時間+α の時間を考慮すること。並ぶ時間は別途、過去情報を発信してくれているサイト参照。
※ 人気レストランは予約開始からすぐに埋まってしまいますので注意が必要です!
1. 乗りたいアトラクションを選定
公式サイトのアトラクション一覧を息子さんと一緒に見て、「何に乗りたい?」と聞いてみましょう。映像を見て盛り上がったり、逆に「これは怖いから乗らない」と明確になったりします。
【ちょっとした注意点】 アトラクションやレストラン、軽食は、急に休止・販売中止になることがあります。必ず事前に公式サイトでチェックしておきましょう。
2. 見たいパレード・ショー、会いたいキャラクターを選定
アトラクションだけでなく、パレードやショー、キャラクターグリーティングもディズニーの魅力です。
僕たちは当初見る予定のなかったエレクトリカルパレードに、息子が一番感動してくれました。また、マジカルミュージックワールドもとても心に残ったようです。
子どもがあまり乗り気でなくても、しれっと1つ程度組み込んでみると思わぬ子どもの好きが見つかるかもしれません!
ただし、ショーは抽選が必要なものもあるので、事前にチェックしておきましょう。
また、キャラクターグリーティングも、良い思い出になりますので組み込んでみてはいかがでしょうか。ただし、グリーティングは比較的並ぶことが多いので、1つ程度に絞るのがおすすめです。
3. レストラン予約を最優先に!
パークを効率的に回るには、レストランの場所と時間を決めておくのがおすすめです。17時に予約したレストランが、その時間帯に遊んでいたエリアから一番遠いエリアにある…なんてことになると、せっかくの食事が移動で台無しになってしまいます。
4歳の息子さんが食べられるメニューがあるか、パーク内のどのエリアにあるかを確認し、複数のレストランを候補に挙げておきましょう。
【節約したい人向け】席数の多いレストランを活用しよう 優先予約可能なレストランは高額なことが多いです。予算に制限がある方は、自分で席を確保して注文するタイプのレストランがおすすめです。 ディズニーランドであれば「トゥモローランド・テラス(約1360席)」や「クイーン・オブ・ハートのバンケットホール(約500席)」、ディズニーシーであれば「カスバ・フードコート(約890席)」や「セバスチャンのカリプソキッチン(約580席)」は、比較的幼児でも食べやすく席数も多いのでおすすめです。
魔法の準備2:当日を快適に!3つの「見落としがちな戦略」
アトラクションやパレードに目が行きがちですが、これらも快適に過ごすためには欠かせません。
- 軽食・ポップコーン戦略 ディズニーの軽食はとても美味しく、これだけでお腹いっぱいになることもあります。売っている場所とメニューは決まっているので、事前にチェックしておきましょう。ポップコーンの味も場所によって違うので、息子さんが好きな味を事前に探しておくとスムーズです。 【ポップコーンの裏技】 ポップコーンバケットを買う際、そのワゴンの味が気に入らない場合は引換券をもらうことができます。別の場所のポップコーンワゴンに持っていくと、好きな味を入れてもらえるので活用してみましょう。
- お土産戦略 パーク内で身につけるもの(カチューシャなど)は、売っている場所を事前に調べておきましょう。お土産屋さんは夕方になると大混雑します。
- トイレ問題 4歳になると、突然「トイレ!」と言い出します。パーク内にはたくさんトイレがありますが、うまいこと擬態しています。事前にだいたいの場所を把握しておくと、焦らずに済みます。
魔法の準備3:当日の朝!「ハッピーエントリー」を最大限に活用しよう
【意外と知らない入園待ちの現実】 何も知らないと「パークに着いたらすぐ入れる」と思いがちですが、そんなことはありません。入園には1時間近くかかることもあります。僕たちも8時20分に到着して、入園できたのは9時半でした。この現実を知っておくだけでも、心の準備ができます。
ハッピーエントリーの威力は絶大です。開園15分前に入園できるだけでなく、DPAをスムーズに取得したり、空いているうちにベビーカーのレンタルを済ませたりと、朝の時間が勝負です。
【アトラクションを回るためのポイント】 朝10時頃までは比較的空いているので、この時間帯にたくさんアトラクションを回っておきましょう。それ以降はどの時間帯も待ち時間はあまり変わらないので、パーク内を行ったり来たりするのではなく、エリアごとに回ることを意識すれば効率的です。
僕たちの戦略は、人気アトラクションはDPAで時間を買うという方針のもと、朝一番は日中混雑する「空飛ぶダンボ」に真っ先に向かいました。結果、ほぼ待ち時間なしで3回も乗ることができ、息子は「ダンボが一番楽しかった!」と大喜びでした。
これは、ハッピーエントリーが強力な武器となり、最初に時間を意識したからこその結果です。
【DPAとプライオリティパスの注意点】 DPAは人気アトラクションだと売り切れの可能性があります。また、希望の時間帯が取れないこともあります。ちなみに、僕たちの場合は入園後すぐに人気のDPAを購入しましたが、30分ほど並びました。DPAは絶対に待たないパスではない、ということを覚えておきましょう。
プライオリティパスは時間を指定できないため、せっかく立てた計画を乱される可能性があります。個人的には、快適さを優先するならあまりおすすめしません。
【家族がぐずった時の対処法】 もちろん、当日になって息子さんが「やっぱり乗りたくない」と言い出したり、入口の地球儀から離れなかったりすることもあるでしょう。完璧な計画をこなすことよりも、「みんなで楽しむ」ことが一番大切です。怒らず、優しい目で見守ってあげてください。
忘れちゃいけない「帰りの戦略」と「合流の小技」
意外と忘れがちなのが、帰りの準備です。
パレードが終わる頃には、家族みんなヘトヘトで疲れ果てていることでしょう。そして、息子さんはきっと寝てしまいます。疲れ果てた足に、寝てしまった息子さんの抱っこやおんぶが加わることを想像してみてください。
僕たちはホテルのシャトルバスの時間を限定的にしか確認しておらず、15分も歩く羽目になり、本当に大変な思いをしました。
シャトルバスや電車など、帰りの移動手段も事前にしっかりと調べておき、時間に余裕を持たせておくことが、最後まで快適に過ごすための大切なポイントです。
【はぐれた時の小技】 家族が別行動をした場合、慣れていないと合流が難しいことがあります。そんな時は、ディズニー公式アプリで家族の位置情報を表示しておき、スクリーンショットで合流場所を共有しておくと便利です。
最後に
せっかく立てた計画ですが、ハプニングはつきものです。我が家もこれだけ計画を立てても以下のようなハプニングがありました。
・アトラクションはシステム調整で休止した
・並んだ列が悪すぎて、ハッピーエントリー利用したのに入園は8時56分になった(30分以上前に行ったのに・・・泣)
・初日にランド、二日目にシーに行ったのですが、僕のアプリではチケットの表示がされなかった。グループを再作成してもらったら表示されるようになった
・突然「やっぱり乗らない」と言われた
・突然「やっぱり乗りたい」と言われた などなど
子どもは本当に予想外の言動/行動をします。でも、子どもが楽しんでいる姿はやはり何よりの宝物となることでしょう。
せっかく立てた計画ではありますが、そもそもが「家族に楽しんでほしくて立てた計画」であることを忘れずに、できるだけ家族の当日の希望も叶えてあげて下さい。
実際に行ったからこその要望が出てくるのも当然です!もちろん、あなたも当日に色々な要望が出てくると思うので、出来る範囲で相談しながらかなえていきましょう!
さあ、この攻略法を参考に、ぜひ最高のディズニー旅行を計画してください!