親子で読む絵本シリーズ|『たなばたさま』美しいイラストで楽しむ七夕の物語

こんにちは、Яeiです。

今回は児童書『たなばたさま』をレビューしていきたいと思います。

七夕の季節にぴったりな絵本、「たなばたさま」。この美しい物語は、親子で一緒に読むのに最適な一冊です。大きなページに広がるイラストと感情豊かなストーリーが、七夕の伝説に新たな感動を与えてくれます。今回は、この素晴らしい絵本の魅力をたっぷりご紹介します!

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基本情報

タイトル

たなばたさま

作者

いもとようこ

出版社

金の星社

発売日

2015/6/2

値段

1,650円

ページ数

32

多いページの文字数

100文字程度

読み始めた年齢

3歳

あらすじ

天の神様の娘、おりひめ。彼女は毎日休む間もなく機織りに励んでいました。そんな真面目な娘を心配した神様は、おりひめの幸せのために婿を探すことに。

神様が見つけたのは、働き者で誠実なひこぼし。二人は出会ってすぐに惹かれ合い、結婚しました。しかし、互いを想うあまり、仕事が手につかなくなってしまいます。

これに怒った神様は、二人を引き離すことを決めました。天の川を隔てて離れ離れになったおりひめとひこぼし。それでも二人の想いは消えることなく――。

一年に一度だけ会えるという七夕の夜に込められた、切なくも美しい物語の結末とは?

感想(身勝手な神様に翻弄される切ない二人の物語り)

七夕の季節に、我が子にこの物語を知ってもらおうと選んだ一冊。それが「たなばたさま」でした。数ある七夕の本の中で、こちらを選んだ理由は「美しいイラスト」「大判サイズでの迫力」「余計なアレンジがない読みやすさ」、そして「豊かな感情表現が詰まっている点」。期待以上の内容で、我が子もすぐに夢中になりました。

特に印象的なのは、大きなページいっぱいに広がる美しいイラストの迫力。おりひめとひこぼしの仲睦まじい様子には微笑ましさを感じ、神様が激怒する場面では緊張感が漂い、二人が引き離される場面では深い悲しみが胸に迫ります。一冊を通して、まるで感情の旅をしているようでした。

少し早いかも?と思いましたが、その心配は無用でした。我が子はすぐに気に入り、その日だけで10回以上「もう一回!」とせがむほど。子どもにとっても感情豊かに物語を楽しめる魅力が詰まっています。

七夕を迎える前に読むと、より特別な七夕の夜を過ごせること間違いなし。親子で一緒に読んで、その物語に込められた美しさや切なさを感じてみてください。

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