こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『サンタともりのなかまたち』をレビューしていきたいと思います。
クリスマスの季節になると、子どもたちの心をワクワクさせる絵本を探したくなりませんか?今回は、仕掛け絵本ならではの楽しさと、心温まるストーリーがぎゅっと詰まった『サンタともりのなかまたち』をご紹介します。この本は、クリスマスの特別な雰囲気を味わいつつ、協力や助け合いの大切さを自然と学べる、とても素敵な一冊です。ぜひ、親子で一緒にページをめくりながら、サンタさんと森の仲間たちの冒険を楽しんでみてください!
目次
基本情報
タイトル
サンタともりのなかまたち
作者
作:バリー・ティムス
絵:アグ・ジャッコウシュカ
訳:ゆり よう子
出版社
ひさかたチャイルド
発売日
2017/10/25
値段
1,980円
ページ数
14
多いページの文字数
120文字程度
読み始めた年齢
3歳
あらすじ
クリスマス・イブの朝、雪がしんしんと降り積もる森に、アナグマくんのもとへ一通の手紙が届きました。それは、なんとサンタさんから!
「助けてほしい」と書かれたその手紙によると、このままではプレゼントを届けられない大ピンチが迫っているのです。
アナグマくんは急いで森の仲間たちに知らせ、一緒にサンタさんを助けるための大冒険へと出発します。
果たして、みんなの力を合わせて無事に子どもたちへプレゼントを届けることができるのでしょうか?
ハラハラドキドキの心温まるクリスマス物語が、今はじまります!
感想(仕掛け絵本で送る最高のクリスマス準備劇)
『サンタともりのなかまたち』は、クリスマスシーズンに親戚からプレゼントでいただいた特別な一冊です。
この本の最大の魅力は、各ページに散りばめられた仕掛けの数々。子どもは毎回、新しい発見に目を輝かせ、飽きることなく夢中になっています。
色彩豊かで柔らかなイラストは、雪が舞う静かな森やピンチの場面さえもどこか温かく感じさせます。困難な状況でも前向きに進んでいく物語は、読者に安心感を与えると同時に、やさしさと希望を感じさせてくれます。
さらに、この絵本は「協力すること」や「困っている人を助けることの大切さ」を自然に伝えてくれます。我が子もこの本を読んで以来、進んでお手伝いをするようになり、親としても心温まるエピソードが増えました。
そして何と言っても、ラストのページは圧巻です!見開きいっぱいに広がる仕掛けが、物語の締めくくりに最高の驚きと感動を届けてくれます。クリスマスならではの温かさがぎゅっと詰まった場面で、子どもも私も毎回「すごいね!」と感動しています。
仕掛け絵本が大好きな我が子は、この本を気に入りすぎて、クリスマスに限らず季節を問わず読んでいます。
心温まるストーリー、魅力的な仕掛け、そして前向きなメッセージが詰まった『サンタともりのなかまたち』は、クリスマスを彩るだけでなく、日々の読書時間を特別なものにしてくれる素敵な一冊です。ぜひ多くの方に手に取っていただきたいと思います!