こんにちは、Яeiです。
今回は児童書『とびません。』をレビューしていきたいと思います。
動物園や水族館でおなじみのペンギン。あの愛らしい姿に、つい目を奪われた経験はありませんか?我が家でも、ペンギンは子どもに大人気!ぬいぐるみや絵本で何度も楽しんできました。そんな中で出会ったのが、絵本「とびません。」です。
表紙のインパクトに思わず笑い、ページをめくれば、そこには愛らしくもユーモラスなペンギンたちの物語が。子どもも大人も一緒に楽しめる、そんな心温まる作品をご紹介します!
目次
基本情報
タイトル
とびません。
作者
文:大塚健太
絵:柴田ケイコ
出版社
パイ インターナショナル
発売日
2023/10/18
値段
1,485円
ページ数
32
多いページの文字数
60文字程度
読み始めた年齢
3歳
あらすじ
ペンギンは鳥。だけど…飛べません!
飛べないことが当たり前のペンギンですが、このお話では「もし飛べるチャンスがやってきたらどうなるの?」というちょっと不思議で笑える場面が次々と展開されます。
動物園で、ペンギンの仲間たちが「今こそ飛ぶ時だ!」と盛り上がる場面でも、ペンギンは「とびません。」
この物語は、飛べないペンギンの日常と、そのユニークな「飛ばない」哲学をコミカルに描いたものです。読んでいると自然とクスッと笑顔になる、子どもも大人も楽しめる心温まる一冊です。
ペンギンがどんな状況でも「飛ばない」理由は一体何なのか? ぜひページをめくって確かめてみてください!
感想(事実をユーモアラスに表現)
ペンギンといえば、動物園や水族館でおなじみの存在。我が家でも、ぬいぐるみや絵本で親しんできた愛らしい動物です。そのペンギンが主人公の絵本「とびません。」。タイトルからしてインパクト大の一言が、すでに笑いを誘います。
表紙を開くと、そこには思わずクスッとせずにはいられない、お茶目で愛嬌たっぷりのペンギンが登場します。ユーモラスな表情や仕草がキャラクターの魅力をさらに引き立て、子どもだけでなく大人も思わず見入ってしまうほどです。
物語はテンポよく展開され、シンプルで分かりやすいストーリーの中に、絶妙な間と笑いのエッセンスが詰め込まれています。「飛べない」という一見普通の事実を、こんなにも楽しくコミカルに描けるなんて!読み進めるうちに、子どもと一緒に声を出して笑ったり、ペンギンの行動に驚いたり、親子で夢中になれる作品です。
この絵本の魅力は、ユーモアだけでなく、どこか心温まるメッセージ性にもあります。ペンギンが「飛ばない」理由や姿勢には、ある種の哲学や個性を感じさせる奥深さがあり、読み終えた後は心がほっこりすることでしょう。
「とびません。」は、ペンギンが好きなお子さんはもちろん、親子で楽しい時間を過ごしたい方にもおすすめの一冊。愛らしさと笑いに包まれた、何度でも読み返したくなる絵本です。